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バガトル (アス) バガトル(抜都児、拔都兒、生年不詳 - 1297年)は、元の軍人。アス族の出身。 == 経歴 == 代々の一族は上都の宜興に居住した。兄たちは憲宗モンケに従って転戦し、陣没した。バガトルは李璮の乱の征討に従軍し、済南を包囲して、20数戦した。クビライの賞賛を受け、アス軍1000を率いるよう命じられ、側近として仕えるようになった。まもなく阿塔赤内のケシク百戸にあてられた。後に塔不台の南征に従い、金剛台で戦って戦功を上げた。凱旋すると、さらなる従軍を願い出たが、クビライはこれをとどめて側近に控えさせた。 至元23年(1286年)、広威将軍・後衛親軍副都指揮使に任じられた。24年(1287年)年夏、ナヤンの乱の征討に従軍し、僉家奴と塔不台を捕らえて凱旋し、定遠大将軍の位を加えられた。大徳元年(1297年)、死去した。 子の別吉連が後を嗣いだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バガトル (アス)」の詳細全文を読む
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